住まいの外壁塗装工事に、防水力の高い弾性ゴム塗料やアクリル系塗料が多用されていますが、防水性を高めることで通気性が損なわれ、湿気の逃げ場がなくなってしまいます。それに伴いカビや結露の悩みも増え、家全体が湿気を帯び大きなダメージを与えかねません。
建築材料に使われている、木やコンクリートは呼吸しているのです。それを損なう塗装工事は、よくありません。
常に建築材料に呼吸を与え、全体的に撥水効果のある無機質系(自然素材)の外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンをお薦めします。
■ 特徴
外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンは厳選された無機質系材料で形成した、通気性と撥水性をもつエコ塗料です。
1) 無機基材中で無機質ネットワークの形成
2) 高撥水性(防水防止性)
3) 高耐アルカリ性
4) 高浸透性
5) 耐候性と遮熱性に優れている
6) 耐微生物性および菌類ダメージ低滅
7) バインダーとしての機能を持つ
8) 無溶剤である
9) トップコートが不要
!外断熱工法の仕上げ材としての効果は絶大です!
■ 外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンと結露
結露とは建物の汗かき現象です。この結露は建物とそこに生活する人々に多大な害をおよぼします。建物の寿命は、木が腐り、コンクリートや石が崩れることによりますが、多くは場合、水の存在によって起こります。また、さまざまな病気の原因となるカビ・藻やダニの発生も結露水という水分の存在によります。昔のように屋内と屋外の温度差が無い生活では建物は汗をかきませんでした。しかし、より快適な室内環境を作るために暖房を使用し、断熱材を使うと、ちょうど靴の中で足が蒸れて汗をかくように、壁の表面や内部に汗をかきます。
建物の結露解決の基本は、雨や雪の進入を防ぎ、汗などの蒸れのしにくい材料で出来たスキーウェアとまったく同じです。すなわち、建物の外皮(外壁)はスキーウェアと同じように、熱は逃がさず、外からの液体の水は中に入れず、それでいて汗をかく元になる水蒸気だけを外に出すように造ります。
外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンと外断熱工法
外断熱工法(そとだんねつこうほう)は、躯体の外側に断熱材を配置する工法です。欧州の先進国といわれる国々のほとんどが寒冷地に在り、コンクリート建造物の標準的な断熱工法としてオイルショックを機に数十年も前から使用されてきました。日本では内断熱工法が標準的に使用されてきましたが、近年外断熱工法への注目が高まっています。
この外断熱工法に外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンが最終仕上げ材として採用されています。
建物の外側を覆う事で、建物の躯体が室温と同調し、以下の利点があるといわれています。
◎室内に結露が発生せず、カビ・ダニの被害が抑えられる(アレルギー予防)。
◎外気温変動による躯体の膨張収縮が少なく、耐久性が高い(環境低負荷・高資産価値)。
◎高い熱容量を持つ躯体(特にコンクリート建造物では顕著)が断熱材の内側に置かれるため、室温の変動が抑えられ冷暖房の効率が良い。(省エネルギー効果)
■ 外壁コテ材料の種類
▼比較項目 | 漆喰 | 有機質系 一般のアクリル樹脂系 |
無機質系 ヨーロピアン |
---|---|---|---|
材質 | 消石灰他 | 石油製品 | シリコン樹脂系 光触媒酸化チタン・大理石粉 |
防汚性 | × 吸水性がある為に、シミ、カビの発生がある。 トップコートが必要 |
× 静電気が発生するため、汚れを寄せ付ける。 トップコートが必要 |
◎ 無機質塗膜で静電気による汚れや、カビ菌・藻類も付きにくい。 トップコートが要らない |
環境性 | ○ 天然石粉・化学合成樹脂 石灰石(貝類等の殻が堆積してできたもの) 無機顔料使用 |
× 化学合成樹脂 石油により製造されたもの 有機顔料使用 |
○ 天然素材・化学合成樹脂 化学合成を最大限に抑え天然石粉を主成分にしています。 無機顔料使用 |
不燃性 | ○ 主成分が天然素材のため、ガスを発生させない。 |
× アクリル樹脂(石油)が主成分なので、ガスが発生する。 |
○ 主成分が天然素材のため、ガスを発生させない。 国土交通大臣認定NM−2117 |
撥水性 | × 吸水性があるので、 外壁には向かない。 |
× 撥水性がないため、汚れが付着しやすい。 |
◎ 高純度のシリコン成分ですので 塗膜全体に撥水性があり、汚れを洗い流す。 |
通気性 | ○ 通気性はあるが吸水性があるため、汚れやすい。 |
× 通気性がないため、カビ等を発生さす。室内結露の発生がある。 |
○ 通気性があるが、水の浸入を防ぐ 材料です。カビ・結露等の心配がない。 |
耐候性 | × 紫外線には強い。 硬質であり割れやすい。白色が中心でカラー色は色あせする。(エフロ現象) |
× 弾性(ゴム質)ではあるが、紫外線に弱く、 色あせがあり、目地部分から、水が浸入して浮き・剥がれ現象がある。 |
◎ 微弾性であり、割れにくい。 紫外線に強く、浮き・剥がれ・色あせの心配がない材料です。 耐候性に優れた無機成分を主体にし、有機成分の長所をプラスしたハイブリット型材料です。 |
■ 外壁吹付け材料の種類
▼比較項目 | 有機質系 アクリル系 (アクリルリシン・ボンタイル・スタッコ・スキン等) |
無機質系 ヨーロピアン |
---|---|---|
材質 | アクリル樹脂系 石油製品 |
シリコン樹脂系 光触媒酸化チタン・大理石粉 |
防汚性 | × 静電気が発生するため、汚れを寄せ付ける。 トップコートが必要 |
◎ 無機質塗膜で静電気による汚れや、カビ菌・藻類も付きにくい。 トップコートが要らない |
環境性 | × 化学合成樹脂 石油により製造されたもの 有機顔料使用 |
○ 天然素材・化学合成樹脂 化学合成を最大限に抑え天然石粉を主成分にしています。 無機顔料使用 |
不燃性 | × アクリル樹脂(石油)が主成分なので、ガスが発生する。 |
○ 主成分が天然素材のため、ガスを発生させない。 国土交通大臣認定NM−2117 |
撥水性 | × 撥水性がないため、汚れが付着しやすい。 |
◎ 高純度のシリコン成分ですので 塗膜全体に撥水性があり、汚れを洗い流す。 |
通気性 | × 通気性がないため、カビ等を発生さす。 室内結露の発生がある。 |
○ 通気性があるが、水の浸入を防ぐ 材料です。カビ・結露等の心配がない。 |
耐候性 | × 弾性(ゴム質)ではあるが、紫外線に弱く、 色あせがあり、目地部分から、水が浸入して浮き・剥がれ現象がある。 |
◎ 微弾性であり、割れにくい。 紫外線に強く、浮き・剥がれ・色あせの心配がない材料です。 耐候性に優れた無機成分を主体にし、有機成分の長所をプラスしたハイブリット型材料です。 |
カラー バリエーション |
○ 有機顔料なので濃い色が可能 |
△ 無機顔料なので、パステルカラーが主体 |
外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンの5大要素
@通気性(呼吸する)がある。
A結露しない(カビ等が生えにくい)
B色あせ、剥がれにくい
C紫外線に強い
D塗膜全体に撥水性、親水性を兼ね備えている(汚れにくい)
■ 防汚性
トップコートやクリアーコート等を必要としない防汚抗菌塗膜でいつも清潔クリーンです。
■ 耐候・耐久性
どんなに激しい雨や湿度状態でも外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンの塗膜は濡れず、濡れ色に変色したり、膨張や内部の水分により剥がれ落ちることがない超耐久性撥水塗材です。
優れた耐候性はもちろんのこと、耐大気汚染性、耐細菌性などの効果もあり、施工当初の外観を長期間維持します。
また塗膜全体が撥水するため汚れや鳥の糞等も簡単に流れ落ちます。
■ 撥水性
吸水防止性と撥水性塗膜でカビや汚れの付着を阻止し、外壁の美観を保持します。
外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアン塗膜の撥水性試験(サンシャインウェザーメーター)
■ 水蒸気透過性の試験
ヨーロピアンの水蒸気透過性の試験をしました。
スポンジのようなスカスカな透水ブロックにヨーロピアンを塗り、周りはコーキングで防水しています。
水を張り下から観賞魚用ポンプを使い、空気を送り込みます。
上に張った水は下へは抜けません。
しかし、下からのエアーは上に抜けていきます。
■ 施工実例 (一般住宅)
■ デザイン性
外壁用無機系塗り壁材 ヨーロピアンは、塗料タイプとコテ仕上げタイプの両タイプを用意しました。
質感際立つ天然素材の味わいで殆どの仕上がりテクスチャーが可能です。
※下記は、一例です。
■ パンフレット
PDFファイルを参照するには Adobe Reader をインストールする必要があります。
最新の Adobe Acroba Reader は http://www.adobe.com/jp/ からダウンロードしてください。
■ カラーバリエーション(全84色)
※ オーダーカラー承ります。
新築・リフォーム工事のお見積もりは無料です。
施工の種類
@内外壁の左官工事(コテ仕上げ)
A内外壁の塗装工事(吹付け仕上げ)
B外構工事
Cエクステリア(門扉・フェンス・カーポート等)工事
D石材(土間)工事
■ お問い合せは、0120-332-618(フリーダイアル) 087-873-2618(代表)まで
■ メールによるお問い合せは、 こちらから
「一般のご家庭様」 「工務店様」 「施工業者様」まで
どなたでも直接、材料のご注文が可能です。
また、施工後のお喜びの声などを多数頂戴しております。
荷姿や価格、施工方法などは、お気軽にお問い合わせくださいませ。
■ ご注文は、FAXかメールにて受付いたします。
・ FAXの場合は FAX注文書(PDF)をプリントアウトして、087-873-2617まで送信してください
・ メールによるご注文は、こちらから
★ ご質問&ご相談は、総発売元 株式会社 ECカンパニー
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